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ボールペン

ボールペンは、つけペンのデメリットであった「インクの補充」という動作を省くことに成功した筆記具の進化形の一つといえます。しかし、使い方によってはインクを全て使い切る前に書けなくなる事も少なくない筆記具といえます。ここではボールペンの歴史や秘密、最後まで使い切るための秘訣を紹介していきます。

ボールペンを知る!

ボールペンは、粘性のインクとボール型のペン先の二つの要素によって「インクの補充が必要なく、書き続けられるペン」として成立している筆記具です。構造がシンプルなので、小型化・大型化されたボールペンを文房具売り場などで見かけることがあるほど、私たちの日常に浸透している筆記具の一つです。

歴史

ボールペンが世に出たのは、1943年のことです。「ボールをペン先に使ったペン」というアイデア自体は1884年のアメリカで、ジョン・ラウドという人が先に考えていましたが実現できず1888年に特許をとったきりになっていたようです。1943年にボールペンを再発明したのはラディスラオ・ビロというハンガリー人で、直ちにアメリカの会社によって製造・販売が開始されました。しかし、この時点でのボールペンはまだまだ不完全なもので、デメリットであったインク漏れを克服する研究を続けながら販売されていたようです。この後日本の文具製造会社から水性ボールペンが登場し、ボールペンの用途を広く押し広げていくことになったのです。

構造

ボールペンは、その名の通りボールがペン先として機能し、回転しながらインクを巻き込んで紙に押し付けていく構造になっています。インクには粘り気を持たせることで、インク漏れを起こさないようになっています。現在市販されているボールペンはただ粘り気があるだけではなく、化学的な作用で力が掛かると粘り気が下がって書きやすい状態に変化する性質を持っているインクが使用されています。

注意点

ボールペンのインクは、インクの粘り気と圧力を利用することで漏れ出ないようになっています。しかし、横向きや上向きにボールペンを使うと空気がペン先から入り込んでインクが途切れてしまいます。また、高温の場所に置いておくとインクの成分が変化してインク漏れを起こしやすくなります。

NASAとボールペン

ネット上では、こんな話がよく散見されます。『NASAが最初に宇宙に宇宙飛行士を送り込んだ時、無重力空間ではボールペンが使えないことに気がついた。そこで巨額の予算を投じ、長い時間をかけてどんな状況でも使えるボールペンを開発した。 一方、ロシアは鉛筆を使った。』という話です。これは、本当の所を言えば真実ではありません。NASAが使用していたのはボールペンではなく、一本128ドルの鉛筆でした。「宇宙でも使えるボールペン」は、NASAとは関係なく開発されていたものでした。このボールペンは後にNASAだけでなく旧ソ連にも納入され、宇宙で使えるボールペン「スペースペン」として市場に売り出され、現在でも販売されています。

ボールペンを使った遊び

ボールペンは、基本的にはキャップでペン先に被せるタイプのものが一般的ですが、バネ仕掛けでペン先を出し入れできる機構が付いているものがあります。このバネが戻る力を利用して消しゴムを弾いて飛ばしあう遊びがあります。1970年代に流行したスーパーカー消しゴムは、このボールペン弾きがあったからこそ流行したといえます。学校の机をサーキットに見立てて友達のスーパーカーと競い合ったり、おはじきのように相手の消しゴムを弾いたりといった様々な遊び方を開発して楽しむ、そんな面白さがボールペンにはあったのです。

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